為になる本、失敗から学習する組織、学習できない組織、「失敗の科学」

読書

概要

失敗をしたことがない人はいないと思いますが
失敗から学ぶことが出来る人、組織、出来ない人、組織について
科学的に書かれた1冊です。

こんな人におすすめ

成長したい人
為になる本が読みたい人
仕事で成果を出したい人

読んだ感想

失敗に対する考え方を
科学的根拠や例を用いて説明してくれるので
とても読みやすくて
これからの生活に活かしたいそんな1冊の本でした。
本書では

失敗から学べる人と学ばない人の違いは、突き詰めて言えば、失敗の受け止め方の違いだ。成長型マインドセットの人は、失敗を自分の力を伸ばす上で欠かせないものとしてごく自然に受け止めている。
 一方、固定型のマインドセットの人は、生まれつき才能や知性に恵まれた人が成功すると考えているために、失敗を「自分に才能がない証拠」と受け止める。

と書かれています。
自分の力を伸ばすためには
失敗は欠かせないものであり
そこから一つ一つ着実に伸ばしていくことが
大切だと思いました。
人だけではなく、企業についても固定型マインドセットと
成長型マインドセットの企業があり
その違いについても

 まず固定型マインドセットの企業で働く社員は、ミスや非難を恐れており、社内ではミスが報告されないことの方が多いと感じていた。また、次のような項目に同意する傾向が多く見られた。「この会社では、ほかの社員を出し抜く行為や、作業の手抜きが頻繁に行われている」「この会社では、しばしば情報が隠蔽されている」
 一方、成長型マインドセットの企業では誠実で協力的な組織文化が浸透しており、ミスに対する反応もはるかに健全だった。また次のような項目に同意する傾向がみられた。「この会社ではリス子を冒すことを純粋に奨励していて、失敗しても非難されない」「この会社にとって失敗は学習の機会であり、それがいずれ付加価値になるととれえている」「この会syでは革新的に考えることが奨励され、想像力が歓迎される」

企業が成長するか否かの判断の一つの指標として
考えることも出来るのかなと思いました。
この本ではほかにも
小さな失敗から学び成功した例や
失敗を分析するときの注意点にも書かれており
とても為になる本だと思ったので
是非、興味があれば、一度手に取ってみて欲しい本です。

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