『おいハンサム!!』シーズン1の名言4選|日常にそっと寄り添う言葉たち

ドラマ

「おいハンサム!!」は、決して派手なドラマではありません。
だけど、日常の中にこそ人生のヒントが詰まってるってことを、じわじわと教えてくれる作品です。

家族とのすれ違い、仕事の悩み、恋愛や結婚に対するモヤモヤ――
そんな“よくある”問題に向き合う登場人物たちの言葉が、いつの間にか自分の心にも沁みてくる。

この記事では、シーズン1から心に残った名言を厳選してご紹介します。
👉【シーズン2の名言はこちらからどうぞ】『おいハンサム!!』シーズン2の名言5選|悩みながら生きるあなたへ贈る言葉

ちょっとだけ立ち止まりたくなった人や、自分の選択に迷っている人に読んでもらえたらうれしいです。
きっとあなたの背中を、そっと押してくれる言葉があるはずです。

※本記事で紹介している名言は、ドラマ『おいハンサム!!』
(フジテレビ)より引用しています。

「迷って選ぶ、人生その連続だ」

自分の勘だけを頼りに
思い切って飛び込んでみる
迷わないと見つからない
迷ったからこそたどり着ける
そういう巡り合い
そういう見つけ方があるんだ
間違いのない選択なんてないんだよ
だからちゃんと迷うんだ
迷って選ぶ 迷って選ぶ
人生その連続だ
迷っていいんだ
迷っていいんだよ

わたしの感じたこと

このセリフは、お父さんが店を探しているときに
食べログばかり気にする部下たちに感じたことから派生している。

人生って、本当に選択の連続。
正解が分からないからこそ、人は迷う。
でも、迷うことそのものが間違いなんじゃなくて
「自分で考えて、自分の答えを出す」ことこそが大事なんだと思う。

わたしもこれまで何度も迷ってきたし、今も迷うことばかり。
でも、迷って選んだ道に意味が生まれるんだと思う。
この言葉に「それでいいんだよ」と背中を押された気がした。

「やり残しのある人生こそ素晴らしい人生だ」

仕事でも人生でも
様々な材料や知識や経験を使って
よりよい何かを生み出そうとしている
だが、限られた時間のせいで
その材料をどうしても全て使い切れない
生かしきれない
人生には限りがある
だから必ず生かしきれなかったものが
残ってしまう
それでいいんだ
ぴったり収支が合うなんてことはないんだ
ぴったりにとらわれるな
もっと大切なことがある
もがけ
きちんと悩め
人生には必ず終わりがくる
誰にとっても
必ず途中で終わりがくる
だからやり残したことを後悔しても
始まらないんだよ
ぴったりがなんだ?
ある時点でぴったりだったとしても
あしたからどうする?
やり残しを恐れずに
前向きに生きろ
前向きに倒れろ
やり残してこその人生だ
娘たちよ
やり残しのある人生こそ
素晴らしい人生だ

わたしの感じたこと

締め切りや定年、寿命——
私たちは限られた時間の中で生きている。

もっとできたはずなのに、もっと生かせたはずなのに、
時間切れになってしまうこともある。
でも、それでいいんだ。
人生は「ぴったり」なんて合わないのが普通だから。

このシーンでお父さんは、
娘たちより先に人生を終える自分に何が残せるかを悩む。
そのなかでたどり着いた言葉が「やり残してこその人生だ」だった。

完璧じゃなくていい。
すべてをやりきらなくてもいい。
むしろ、やり残しがあるからこそ、
人生には「次」が生まれる。

私も、後悔したことがたくさんある。
今も、迷ってばかりの日々。

でも、やり残しがあっても前を向いて生きていきたい。
今の自分ができる精一杯を、ちゃんとやっていきたい。
この言葉にそう思わせてもらえた。

「久しぶりに会ってよかったと思う人は別れて生きていた間もきっとお前たちを忘れてはいなかったんだ」

どんなに身近な店でも
いつでも行けると思わないこと
どんなに大切な人でも
いつでも会えると思わないこと
結局、積極的に関わろうとすることでしか
その関係は守れないんだ
もし失われて
つらく悲しいのであれば
それは失われる前から
お前たちにとって
もっと価値があったものなのだ
たまに行って
ああ、いい店だと思う店は
お前たちが訪れない間も
ずっとあいていたんだ
久しぶりに会ってよかったと
思う人は
別れて生きていた間も
きっとお前たちを忘れてはいなかったんだ
だから、あれこれ遠慮するな
あれこれ考えるな
電話をしろ 手紙を書け
会いに行け
後で後悔しないように

わたしの感じたこと

どんなに近くにある店でも、
どんなに身近な人でも、
「いつでも行ける」「いつでも会える」って思っていると、
気づいたときにはもう遅かった…ってことがある。

この言葉は、お父さんが、
娘たちが小さい頃に通っていた馴染みの店が閉店すると知り、
言ったセリフだった。

その時の記憶や時間が、確かにそこにあったはずなのに、
「そのうち行こう」と思っているうちに、なくなってしまう。
人との関係も、ほんまに同じやなと思う。

私も今、30代。
学生の頃に仲のよかった友人、幼なじみ、家族。
意識して関わろうとしないと、本当に疎遠になってしまう。
私は大学時代の友人と、今もたまに会うけど、
年に2回会えたらいい方。
会えば「やっぱり会ってよかったな」って思うのに、
日常の中では、つい後回しになってしまう。
会おうと思えば、もっと会えるはずなのに…

「会いたいと思ったときが、会うべきタイミング」
「連絡したいと思ったときが、連絡すべきタイミング」

あれこれ考えてるうちに、時間だけが過ぎていく。
後で後悔しないように、今ある関係にちゃんと向き合っていきたい。
そんな気持ちにさせてくれた名言でした。

「ただ日々の選択の中で無数に枝分かれする可能性の道のうち今 現実に歩くその道を歩き続けなさい」

過去に起こったかもしれないことや
未来に起こるかもしれないこと
それを知りたいのか
知りたくないのか
それはどちらでもいい
ただ日々の選択の中で
無数に枝分かれする可能性の道のうち
今 現実に歩くその道を
歩き続けなさい
そして、これからも選び続けなさい
生き続けなさい

わたしの感じたこと

過去に後悔することは、きっと誰にでもある。
私にもある。たくさんある。

それでも、今この瞬間に立っている自分は、
その時その時で悩んで選んできた結果の上にいる。

だからこそ、今という時間を
「これでよかった」と思えるように、
ちゃんと向き合って、頑張っていきたい。

本当にこの人生でいいのか。
そんなふうに迷うときほど、
自分自身としっかり向き合って選びたいと思う。

大きな決断ほど、
自分と向き合って選ぶことが大切だし、
過去の失敗から学ぶことも必要。
でも、過去に囚われ続けて、前に進めなくなるのは、やっぱり違う。

私も、本当に将来に希望を持てなくて、
周りに置いていかれたような気がして、
「もう追いつけないんだな」と思って、
一歩も踏み出せなかった時間があった。

でも、あの時間があったからこそ、今の自分がいる。
行動することで変われるということも、そこで学べた。

一歩一歩、一つ一つの積み重ねや選択。
そのすべてが、今の自分をつくっている。

だから今、悩んでいて踏み出せなくても大丈夫。
行動することで、自分を変えていける。
そう知ってほしい。

おこがましいかもしれないけど、
この言葉が、誰かの心にそっと届いて、
少しでも勇気や安心を感じてもらえたら、すごくうれしい。

あとがき

『おいハンサム!!』シーズン1は、
なんてことない日常の中に「本当の気づき」が詰まっているドラマでした。

大きな事件もなければ、派手な展開もない。
だけど、生きていく中でふと立ち止まったとき、
そっと背中を押してくれる言葉が、確かにここにはありました。

名言を振り返る中で、私自身もいろんな想いがよみがえりました。
うまくいかなかったこと、諦めかけたこと、悩みすぎて動けなかったこと——
だけどそんなときに、「それでもいい」と言ってくれるような言葉に、心が軽くなったんです。

「迷っていい」
「やり残していい」
「選んだ道を、ただ歩き続ければいい」

完璧じゃなくていい。正解じゃなくてもいい。
それでも、生きてるだけでちゃんと意味がある。
この言葉たちが、あなたの心にもそっと届いて、
少しでも前向きになれたり、心が軽くなってくれたら——それがいちばんの願いです。

また道に迷ったとき、このドラマをふと思い出してもらえたら嬉しいです。

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