『宇宙兄弟』の心に響く名言26選|迷っても立ち止まっても、大丈夫

アニメ

夢に迷ったとき、
挑戦に踏み出せないとき、
「宇宙兄弟」の言葉たちが、そっと背中を押してくれる。

南波六太と日々人、兄弟の物語を中心に描かれるこの作品は、
ただの“宇宙を目指す話”じゃない。
誰にでもある「不安」や「葛藤」に、まっすぐ向き合う姿が描かれていて、
見るたびに心があたたかくなったり、グッと前向きになれたりする。

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名言とともに、あの感動をもう一度味わいたい方はぜひチェックしてみてください。

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この記事では、そんなアニメ『宇宙兄弟』の中から、
“夢を追うこと”“迷いながらも前に進むこと”に関する名言を厳選して紹介。
私自身が感じたこともあわせて、あなたの心に届くようにまとめました。

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※本記事で紹介している名言は、アニメ『宇宙兄弟』(読売テレビ・日本テレビ系列)より引用しています。

  1. ・挑戦・一歩を踏み出す勇気
    1. 「まずは音を出して。音楽は始まらないのよ」
      1. わたしの感じたこと
    2. 「“どっちが正しいか”じゃなく、“どっちが楽しいか”で決めなさい」
      1. わたしの感じたこと
    3. 「”できるようになりたいこと”ならどうよ?」
      1. わたしの感じたこと
    4. 「1位と最下位の差なんて大したことねえんだよゴールすることとしないことの差に比べれりゃ!」
      1. わたしの感じたこと
    5. 「抑えきれない心臓の高鳴りを、信じてみてください」
      1. わたしの感じたこと
    6. 「どうせやるなら、その道の一流を目指そうぜ」
      1. わたしの感じたこと
    7. 「大事なのは、結局、”今”だ」
      1. わたしの感じたこと
  2. 迷い・不安との向き合い方
    1. 「これは信じていい。運も実力のうちだ」
      1. わたしの感じたこと
    2. 「人生はコントロールが利く」
      1. わたしの感じたこと
    3. 「今 自分の居場所がないと、強く感じていて小さな世界に閉じこもっている人がいたら、聞いてくださいそれこそが外に飛び出す原動力です」
      1. わたしの感じたこと
    4. 「It’s a piece of cake(楽勝だよ)」
      1. わたしの感じたこと
    5. 「ワシらは死ぬまで生きるだけだコントロールできる限り、自由に飛び回るだけだ」
      1. わたしの感じたこと
  3. 決断・信念・行動力
    1. 「人を選ぶのは、結局“情”の部分でしょう」
      1. わたしの感じたこと
    2. 「死ぬ覚悟なんていらねぇぞ、必要なのは生きる覚悟だ」
      1. わたしの感じたこと
    3. 「世の中には”絶対”はないかもな でも 大丈夫 俺ん中にあるから」
      1. わたしの感じたこと
    4. 「人生は・・・短いんだ!」
      1. わたしの感じたこと
  4. 経験・努力・失敗
    1. 「自分で考えだすか経験するしかない」
      1. わたしの感じたこと
    2. 「天国も地獄も、どっちも生きてる時に見るもんだ」
      1. わたしが感じたこと
    3. 「失敗を乗り越えたものなら、それはいいものだ」
      1. わたしの感じたこと
    4. 「本気でやった場合に限るよ、本気の失敗には価値がある」 
      1. わたしの感じたこと
    5. 「一番アクシデントが多かった――その分、成長したと思ってください」
      1. わたしの感じたこと
    6. 「俺の目で見た日々人は、最強の宇宙飛行士です」
      1. わたしの感じたこと
  5. 人との関係・支えること
    1. 「誰が一番強いか、答えを知ってるヤツいるか?」
      1. わたしの感じたこと
    2. 「人という字は支え合っているのではない支える者がいて、その上に立つ者がいる」
      1. わたしの感じたこと
    3. 「俺の敵はだいたい俺です」
      1. わたしの感じたこと
    4. 「命を預かる技術者の気持ちを知れと言うならあんたは命を懸ける側の気持ちを知ってくれ」
      1. わたしの感じたこと
  6. おわりに
  7. 『宇宙兄弟』の名言を一気に読みたい方へ

・挑戦・一歩を踏み出す勇気

「まずは音を出して。音楽は始まらないのよ」

今のあなたにとって一番金ピカなことはな〜に?
さぁ、トランペットを持って音を出して
うまくなくてもいいし、間違ってもいいのよ 六太
まずは、音を出して。音楽は始まらないのよ

— 金子シャロン

わたしの感じたこと

この言葉は、迷って立ち止まっている人の背中を、そっと押してくれるような温かさがある。

「うまくやらなきゃ」「失敗したらどうしよう」と思って動けなくなることって、あると思う。
でもこのセリフは、「まずは音を出してみよう」って言ってくれる。

たとえば、何か新しいことを始めるとき。
ブログでも、趣味でも、仕事でも……
最初から完璧なんて無理だし、間違えることもある。
でも、やってみなければ何も始まらない。

下手でも、間違ってもいい。
自分が「やってみたい」と思ったことに、まずは一歩踏み出してみること。
その一歩が、少しずつ“自分らしい形”になっていく——そう信じて進んでいきたい。

「“どっちが正しいか”じゃなく、“どっちが楽しいか”で決めなさい」

迷ったときはね
“どっちが正しいか”なんて
考えちゃダメよ
日が暮れちゃうわ
頭で考えなきゃいいのよ
答えはもっと下
あなたのことなら
あなたの胸が知ってるもんよ
“どっちが楽しいか”で決めなさい
— 金子シャロン

わたしの感じたこと

このセリフが出てきたのは、ムッタが宇宙飛行士選抜試験のなかで、とても大きな決断を迫られていた場面。
グループから2人だけを選ばなきゃいけないという状況で、自分の判断に迷いが生まれたとき、心に浮かんだのがシャロンの言葉だった。

「正しいかどうか」は、結局のところ“未来になってみないと分からない”こと。
それなら、自分の本音にちゃんと耳を澄ませて、「自分はどうしたいのか」を大切にするべきなんだと思う。

私たちも、人生の中で選択に迷う場面ってたくさんある。
でも、誰かの正解じゃなくて、自分の“ワクワクする方”や“楽しそうと思える方”に進む勇気。
それがきっと、自分の人生を自分らしく進むためのヒントになるはず。

悩んだときに思い出したい言葉。
「どっちが楽しいかで決めなさい」――
この一言が、今日も誰かの背中をそっと押してくれる。

「”できるようになりたいこと”ならどうよ?」

“できるようになりたいこと”ならどうよ?
たとえばピアノ弾けるようになりたいとか
英会話をマスターしたいとか
そ~いうのでさ時間も忘れて
続けられるようなものが
1個でも見つかればいいよ
— 北村 絵名

わたしの感じたこと

将来、何をしたいのか分からない――
そんなふうに悩む時期って、きっと誰にでもあると思う。

でも、ちょっとだけ視点を変えて
「できるようになりたいこと」って考えてみると、
少しだけ前が見えてくることもある。

それがもし見つかったなら、
勇気がいることかもしれないけど、思いきって始めてみるのもいいと思う。
うまくいかない日や、挫折しそうになることもきっとある。
でも、その経験がいつかきっと、あなたを支えてくれる。

私自身、そんなふうに過去の自分に助けられたことが何度もあるからこそ、そう思う。

どの年代にも、“今”しかできないことがある。
だからこそ、後悔しないために考えてほしい。

一歩踏み出すのか。
他の道を模索するのか。
自分がどうしたいのか、どう生きたいのか。
その“問い”とちゃんと向き合うことが、何より大切なんだと思う。

「1位と最下位の差なんて大したことねえんだよゴールすることとしないことの差に比べれりゃ!」

最下位でも何でもいいから絶対ゴールまで歩いてやる
1位と最下位の差なんて大したことねえんだよ
ゴールすることとしないことの差に比べれりゃ!
— 南波 六太

わたしの感じたこと

仕事や人生において、「結果がすべて」と言われることは少なくない。
実際、努力しても報われないことや、思うような成果が出ないこともある。

でも、**途中で諦めずに“やりきること”**には、たしかな意味があると思う。
それがどんなに遅くても、どんなに遠回りでも、最後まで歩いたという事実は、確実に自分の力になる。

途中でやめてしまったら、そこで止まってしまう。
でも、やり抜いた経験は、あとになってじわじわと効いてくることがある。
「やってよかった」「ちゃんと自分で走りきれた」――そんな実感が、きっと未来の自分を支えてくれる。

とえ1位じゃなくても、「ゴールまでたどり着いた」という事実には、何にも代えがたい価値がある。
それこそが、この言葉が持つ温かさと強さなんやと思う。

「抑えきれない心臓の高鳴りを、信じてみてください」

私が夢だった天文学者になれたのは
きっと若き日のドキドキを信じたからです
もしあなたが何かの瞬間
抑えきれない心臓の高鳴りを聞いたなら
信じてみてください
— 金子シャロン

わたしの感じたこと

「ドキドキを信じて動いても、夢が叶うとは限らない」
その現実の厳しさを知っているからこそ、このセリフには胸がぎゅっとなった。

でも、それでもやっぱり――
本気で動き出した人には、叶えてほしいって願ってしまう。
報われてほしいって、心から思ってしまう。

叶うかどうかは、誰にもわからない。
でもその“心の高鳴り”を信じて動いたことは、
たとえ遠回りになったとしても、きっと何かに繋がるはず。

夢を追うって、すごくこわい。
でもその“ドキドキ”を感じた瞬間のあなたは、きっともう動き始めてる。

金子シャロンの言葉にある「ドキドキを信じる」っていうのは、
未来が保証されるから信じるってことじゃなくて、
その瞬間、自分の本音をちゃんと見つめる勇気を持つこと。

たぶんシャロンが言いたかったのは、
「その高鳴りは、“あなたが動き出すタイミングだ”って教えてくれてるサイン」ってこと。

この言葉は、「夢は叶うよ」と優しく保証してくれるわけじゃない。
でも、「その心の震えを信じることから、すべてが始まるんだよ」って、
そっと背中を押してくれる気がした。

「どうせやるなら、その道の一流を目指そうぜ」

ワシはなムッタ
お前に一流の宇宙飛行士になってもらいたいと思ってるんだ
しかし、ワシには
一流の宇宙飛行士になる方法などわからんし 教え方も知らん
だが 一流のパイロットになる方法なら教えられる
やれるとこまでやって 何か見つけろよ ムッタ
どうせやるなら その道の一流を目指そうぜ
— デニール・ヤング

わたしの感じたこと

この言葉は、ただ「上を目指せ」っていうプレッシャーじゃなくて、
“本気でやるからこそ見える景色があるよ”っていう、あたたかいメッセージにも感じた。

本気で何かに向き合ったときって、しんどさもあるけど、
そのぶん深く考えるし、自分なりに工夫したり、乗り越えようとしたりする。

そうやって気づいたことって、誰かに教えてもらったことよりもずっと深く自分の中に残るし、
それを乗り越えて得た達成感や喜びって、ほんまに特別なものやと思う。

もちろん、「全力で生きろ!」って強制するつもりはない。
生き方なんて、人それぞれでいい。

でも、もし何かに本気になれる瞬間があるなら——
そこにはきっと、その人にしか味わえない“面白さ”があるはず。

それを味わえる人生って、なんか素敵やなって思う。

「大事なのは、結局、”今”だ」

アンディとここで話してさ
目が覚めたよ 俺
それで
先のこと考えるのやめたんだ
分かってたけど
大事なのは
結局、”今”だ
今、この訓練がどうやったら
最高のもんになるかだけを
考えることにした
やったことはきっと俺らの力に変わるはず
だから、ケンジ
ちょっとだけ無理なことに挑戦してこうぜ
— 南波 六太    

わたしの感じたこと

この言葉は、「未来が不安すぎて動けない」ときに、ふっと肩の力を抜かせてくれる。

「うまくいくかな」「これで合ってるのかな」って、未来のことを考えすぎて手が止まることって、きっと誰にでもある。
でも六太は、“今”できることに集中して、ひとつずつ向き合っていくことで、
その不安を乗り越えようとしてる。

未来の不安は、どれだけ考えても100%は見えない。
だからこそ、「今、この瞬間をどう過ごすか」に目を向けて、
その積み重ねで道を切り開いていくことが、いちばん確実な前進なのかもしれない。

「ちょっとだけ無理なことに挑戦してみよう」
その一歩が、未来の自分を支えてくれる力になる——
六太の言葉には、そんな“希望”が詰まっているように思えた。

迷い・不安との向き合い方

「これは信じていい。運も実力のうちだ」

君はチャンスを逃さなかった
えらいぞ六太
君もなかなかの勝負師だ
いいか六太
これは信じていい
運も実力のうちだ
— オジー・スミス

わたしの感じたこと

「運も実力のうち」って、どこか軽く聞こえる言葉かもしれない。
でもこの言葉が六太に向けて語られたとき、そこには「ちゃんとチャンスを掴んだお前はすごいぞ」という信頼と称賛がこもってた。

実際、運って“何もしない人”には回ってこないと思う。
準備して、考えて、動いてるからこそ、チャンスに気づける。
そして、それを掴みにいく“勇気”があるからこそ、「運を味方につける瞬間」がやってくるんやと思う。

運に頼るんじゃない。
でも、「運を呼び込む行動」は、自分次第でいくらでもできる。

だからこそ、何かに挑戦しているとき、
「運が良かっただけ」とは思わずに、
自分の積み重ねてきた努力を、ちゃんと誇っていいんだと思う。

「人生はコントロールが利く」

まぁ 人生もそうだ
空模様と同じだ
晴れたり 曇ったり
雨も降りゃ 雷も落ちる
めんどくせぇもんだぜ
“空”と“人生”の一番の違いは何だか知ってるか?
“空”は誰のもんでもない
“人生”は自分のもんだ
人生はコントロールが利く
— デニール・ヤング

わたしの感じたこと

このセリフに出会ったのは、まさに心が折れかけていたときだった。

未来に希望が持てなくて、「このままずっとしんどいままなんかな」って思ってた。
何かを変える力も、動く余裕もなかったけど、
この言葉にふれたとき――ほんの少しだけ、心が軽くなったのを覚えてる。

「人生はコントロールが利く」
今すぐに状況を変えられなくても、
“変えられる可能性がある”って信じられるだけで、呼吸が少しだけ楽になる

迷っても、立ち止まっても、今がどんな空模様でも。
人生はちゃんと、自分の手で舵を切っていける。
そう思えた瞬間に、また一歩、進む力が湧いてくる気がした。

「今 自分の居場所がないと、強く感じていて小さな世界に閉じこもっている人がいたら、聞いてくださいそれこそが外に飛び出す原動力です」

昔の僕にとって 学校と塾と家の中だけが
世界の全てでした
とても小さくて狭いと感じていました
だからかもしれません
星空を飽きもせず眺めたり
地球の外へ飛び出したいと思ったり
もしこれを見ている人の中に
今 自分の居場所がないと
強く感じていて
小さな世界に閉じこもっている人がいたら
聞いてください
それこそが外に飛び出す原動力です
— 新田 零次

わたしの感じたこと

ニートやフリーターだった時期、
「自分には居場所なんてないんじゃないか」って思う瞬間が、たしかにあった。
毎日が不安で、まわりに取り残されてるような感覚。
気づけば、心も体も止まっていた。

でも今なら、はっきり言える。
閉じこもっていた時間も、前に進めなかった時間も、無駄じゃなかった。
むしろ、あの時間があったからこそ、今の自分がいると思える。

人は、変わることができる。
「このままじゃダメかも」っていう小さな違和感も、
無理にかき消さなくていい。
それはきっと、“飛び出す準備”が始まった合図なんやと思う。

世界は、いま見えてるよりずっと広い。
だから焦らなくていい。
あなたのペースで、あなたのタイミングで。
大丈夫、きっとまた歩き出せるときがくるから。

「It’s a piece of cake(楽勝だよ)」

It’s a piece of cake
— 南波 六太

わたしの感じたこと

このセリフは、ただの英語の“ウソの訳”として登場するけど——
そこには、やさしさと覚悟が詰まっているように感じる。

子どもの頃、ムッタが「僕はいざというときに役に立たないダメ人間です」って英語をシャロンに聞いたとき、
シャロンは迷うことなく「It’s a piece of cake(楽勝よ)」と教えた。
本当の意味じゃない、堂々とした“ウソ”。

でもそのウソには、
「あなたは大丈夫だよ」という励ましと信頼が込められていたのだと思う。

時が経ち、ムッタはシャロンと本気の約束を交わす。
「必ず月面に行って、シャロン望遠鏡を立てる」
せりかさんも「病気を治す薬をつくる」と約束する。

それがどれだけ難しいことでも——
「その人のために動きたい」という本気の気持ちは、言葉を“ただの言葉”にしない。

叶うかどうかの保証なんてない。
でも、誰かの希望になりたいと願って発した言葉は、
“ウソじゃないウソ”として、相手の心を支えることがある。

「It’s a piece of cake」
あのときのシャロンの言葉は、きっと“希望”そのものだった。

そして今度は、ムッタたちが誰かの希望になる番。
本気の言葉が、本気の行動に繋がっていく。
それが、宇宙兄弟という物語のあたたかくて力強い魅力なんだと思う。

「ワシらは死ぬまで生きるだけだコントロールできる限り、自由に飛び回るだけだ」

ワシらは死ぬまで生きるだけだ
コントロールできる限り
自由に飛び回るだけだ!   
— デニール・ヤング

わたしの感じたこと

「死ぬまで生きるだけだ」「コントロールできる限り、自由に飛び回るだけだ」
この言葉には、どこか力強くて、でも肩の力がふっと抜けるような優しさがある。

人生って、自分の思い通りにいかないことばっかり。
やりたいことがあっても、環境や体調、年齢の壁にぶつかることもある。
「自由に飛び回れ」って言われても、現実はそんなに簡単じゃない。

それでも――
“コントロールできる限り”の中で、自分の意思で動くことはできる。
何もかもは無理でも、“ほんの少しの自由”なら、自分の手で選べるかもしれない。

まだ行動できるなら、自分を変えていける。
「やりたいことをやってみよう」って、そう思える余白を残してくれる言葉。

無理せず、自分のペースで。
自由の形は人それぞれだからこそ、今の自分なりに“飛び回る”ことを大事にしたい。

決断・信念・行動力

「人を選ぶのは、結局“情”の部分でしょう」

情を挟むなってんなら
パソコンにでも決めさせりゃいい
人を選ぶのは結局“情”の部分でしょう
私は、南波君と仕事がしたいと
思いました
だから推すんです
— 星加 正

わたしの感じたこと

このセリフは、「合理的であること」や「実績重視の評価」が求められる場面で、
それでも“人としての想い”を優先することの大切さを教えてくれる。

「この人と仕事がしたい」っていう気持ち。
それは、データにも肩書きにも表れない“人間の直感”かもしれないけど、
その直感が、信頼やチームを生むんやと思う。

選ばれる側の立場としても、
「あなたの実績がすごいから」じゃなくて、
「あなたと仕事がしたい」と言われることほど、嬉しいものはない。

私たちはつい、
「実力で評価されたい」「結果で示したい」と思いがちやけど、
“情”が込められた決断は、結果以上に人を動かす。

迷ったときは数字や論理も大事。
でも最後に背中を押すのは、やっぱり「人としてどう感じたか」なんやと思う。

「死ぬ覚悟なんていらねぇぞ、必要なのは生きる覚悟だ」

死ぬ覚悟ってある?
大抵の宇宙飛行士は
”YES”と答えるけどな
口じゃ何とでも言える
薄っぺらい”YES”だ
死ぬ覚悟なんていらねぇぞ
必要なのは生きる覚悟だ 
— ブライアン・J

わたしの感じたこと

「死ぬ気でやる」って言葉はよく聞くけど、
ブライアンのこのセリフは、それとはちょっと違うと感じた。

「死ぬ覚悟があるか?」っていう強い言葉の裏で、
本当に大事なのは、“生きていく覚悟”を持ち続けることなんやと思う。

でも正直、それが簡単なことだとは思わない。

生きるって、しんどいこともあるし、
「こんなんやってても意味あるんかな?」って思う日もある。

それでも、少しずつでも進もうとする覚悟。
その積み重ねが、夢に繋がるかはわからんけど、
生きることでしか出会えない何かが、きっとある

そして、死と向き合った経験がある人ほど、
生きることの重みも、人への優しさも知ってるんやと思う。

「世の中には”絶対”はないかもな でも 大丈夫 俺ん中にあるから」

世の中には”絶対”はないかもな
でも 大丈夫
俺ん中にあるから
— 南波 日々人

わたしの感じたこと

世の中には”絶対”はないかもしれない。
未来のことなんて誰にもわからないし、どれだけ頑張っても報われないこともある。
でも日々人は、そんな不安定な現実の中でも、まっすぐにこう言い切った。

「でも 大丈夫。俺ん中にあるから」

誰かに保証されなくても、根拠がなくても、
「自分はやれる」と信じられるその気持ちが、行動の原動力になる。

私たちはつい、先入観や他人の評価に縛られてしまうことがある。
「無理かも」「どうせダメかも」って思って、挑戦する前から諦めてしまったり。

でもこの言葉は、そんな思い込みを軽やかに飛び越えていく力がある。
根拠なんていらない。
「自分の中に絶対がある」
そう信じられたとき、人はきっとどんな道にも踏み出していけるんだと思う。

「人生は・・・短いんだ!」

僕はもう決めたんだ
迷ってる暇なんてない
人生は…短いんだ!
— ビンセント・ボールド

わたしの感じたこと

「人生は短い」――頭ではわかってるのに、つい日々の忙しさに流されてしまう。
でも改めてこの言葉にふれたとき、自分自身も34歳になって、ふと立ち止まりたくなった。

過去に迷った時間や立ち止まった時間も、無駄だったとは思ってない。
その時間があったから、今の自分がある。
でも同時に、「いつかやろう」って先延ばしにしていたら、気づいたときにはもう手遅れかもしれない

このセリフは、ビンセントが子どもの頃に友人を亡くした経験から生まれたもの。

私たちも、いつ何が起きるかわからない世界で生きてる。
だからこそ――

  • 会いたい人には会いに行く
  • やってみたいことは「今」始める
  • 大切な人には、ちゃんと想いを伝える

「幸せな人生を送りたい」と願うなら、
今この瞬間の選択と向き合うことが、きっとその第一歩になる。
迷う時間も、立ち止まった日々も超えて――これからの“今”を、自分で選んでいきたい。

経験・努力・失敗

「自分で考えだすか経験するしかない」

自分だって宇宙のことは知ってるようで
何も知らないだろう
知りたいことのおおよそ半分は
ネットや本で調べれば
分かることだ
どこにも載っていない
もう半分を知るためには
自分で考えだすか経験するしかない
例えば、白いジグソーパズルを
完成させた時の気持ち
なんてどこにも載ってないだろ?
誰かに聞いたとしても
それで知ったことにはならない
それが、知りたくなったら
自分でやるしかないよ
宇宙へ行きたい理由も同じだ 
— 真壁ケンジ

わたしの感じたこと

本を読んだり、人の話を聞いたりすることで得られる知識はたしかにある。
でも、心を動かすような“本当の実感”って、やっぱり自分で体験しないとわからないんよな。

たとえば、好きな景色を見たときの感動も、映画を観て涙があふれたあの瞬間も、
「行ってよかった」「観てよかった」と思えるのは、自分がその場にいたからこそ。

誰かから聞いた言葉だけでは届かない感情が、実際に“やってみること”で自分の中に深く刻まれる。
だから、経験することって、人生を豊かにしてくれるし、後悔しない生き方のひとつのカギだと思う。

何かに迷ったとき、正解がわからないとき。
それでも「自分で確かめたい」と思えるなら、勇気を出して一歩踏み出すこと。
その先には、自分にしか見えない景色があると思う。

「天国も地獄も、どっちも生きてる時に見るもんだ」

天国も地獄も
どっちも生きてる時に見るもんだ
— 南波 日々人

わたしが感じたこと

このセリフを聞いたとき、思わず「ほんまにそうかもしれん」って頷いてた。

辛い経験も、幸せな経験も、どちらもこれまでに経験してきた。
「もう無理かもしれない…」って思うほど苦しかった日もあったし、
「この瞬間のために生きてるんやな」って思えるほどの喜びもあった。

死んだ後の世界なんて、誰にも分からない。
だからこそ――

天国も地獄も、“生きてる間に見るもの”って確かにそうだなって思った。

今がどれだけしんどくても、それは「生きてるからこそ感じられること」。
そして、今が幸せなら、それも「生きてるからこそ味わえること」。

この言葉は、そんな当たり前のことを改めて胸に刻ませてくれる。
「生きてる今」だからこそできること、大事にしていきたいと思った。

「失敗を乗り越えたものなら、それはいいものだ」

モノづくりには
失敗することにかける
金と労力が必要なんだよ
いい素材を使っているものが
いいものとは限らねぇんだ
だけど失敗を乗り越えたものなら
それはいいものだ
— 南波 六太

わたしの感じたこと

この言葉を聞いて思ったのは、「いいもの」は、失敗を繰り返しながら、試行錯誤の先にしか生まれないんやなってこと。最初から完璧なものなんて、ほとんど存在しない。何度も失敗して、悩んで、工夫して――そうやって“乗り越えてきた過程”が、モノにも人にも深みを与えていく。モノづくりに限らず、人生もきっと同じ。 仕事でも、人間関係でも、自分自身の成長でも、「うまくいかなかった経験」を経たからこそ、見えてくるものがある。失敗は、“遠回り”じゃなくて“必要な工程”。それを積み重ねていけたら、きっと「自分なりのいいもの」にたどり着けるんやと思う。

「本気でやった場合に限るよ、本気の失敗には価値がある」 

本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある
— 南波 六太

わたしの感じたこと

手に職をつけたくて、電気の「で」の字も知らないまま飛び込んだこの仕事。
最初は、何もかもが分からなかった。

でも――とにかく、必死に、本気で取り組んだ。

配線を間違えて、機器を壊してしまったこともある。
そのとき「なぜそうなったのか」を考えて、調べて、理解した。
そうして身についた知識は、今でも忘れない。

作業に時間がかかってしまったり、もっと効率よくできたのにと反省したこともあった。
でも次からは、段取りを見直して、少しずつ改善していけた。

本気でやったからこそ、失敗がちゃんと“自分の経験”になる。
それはモノづくりだけじゃなく、きっと何にだって言えること。

ただの失敗じゃない。
「本気でぶつかったからこそ得られる失敗」は、自分の中に深く刻まれていく。
それがあるから、次の一歩に繋がるし、自信にもなっていく。
今では、あのときの失敗や試行錯誤があったからこそ、電気の設計も任せてもらえるようになった。
そう思うと、あの“本気の失敗”は、やっぱり大きな意味があったんやと思う。

「一番アクシデントが多かった――その分、成長したと思ってください」

君たちE班は一番アクシデントが多かった
その分成長したと思ってください
— ビンセント・ボールド

わたしの感じたこと

仕事をしていると、思い通りにいかないことや、予期せぬトラブルは本当によく起こる。
でも――そんなときこそ、自分がどれだけ「向き合えるか」が問われる気がする。

問題に直面したときに、どうすればいいかを本気で考える。
調べて、試して、失敗して、それでもなんとか乗り越えようと動く。
その過程で得た知識や経験って、不思議とずっと忘れないし、次の挑戦にも必ず活きてくる。

それに、そうやって乗り越えた経験は「自信」にもつながる。
「あのときできたんだから、きっと今回も大丈夫」って、少しずつ前を向けるようになる。

もちろん、自分の力だけじゃどうにもならないときもある。
そんなときは、人に頼ることも大切。
全力でやったからこそ、他の人の対処法に深く納得できたり、自分の引き出しがまたひとつ増えたりする。

「苦労は買ってでもしろ」って言葉があるけど、
本気でぶつかった“苦労の先の経験”が、人をひと回り大きくしてくれるのかもしれない。

「俺の目で見た日々人は、最強の宇宙飛行士です」

NASAに意思があるとして
その目で見たら日々人は
不運な弱者に見えますかね?
俺の目で見た日々人は真逆です
月の事後では暗闇の谷底から仲間を救い出し
最善の判断で無事、生還しました
その後のパニック障害も
持ち前の根性で克服してみせたんです
日々人は他のどの宇宙飛行士よりも
本当の恐怖を知っていて
それを乗り越えた男です
今のあいつは俺から見れば
最強の宇宙飛行士です
— 南波 六太

わたしの感じたこと

日々人は、月面で仲間を助け、自らも無事に帰還した。
その後、パニック障害に苦しみながらも、それを乗り越えていく。

「本当の強さ」ってなんだろう?
そう考えたとき、私はこの言葉を思い出す。

「何もない状態で強くいられる人」よりも、
「恐怖やトラブルを乗り越えてきた人」の方が、本当に強いんじゃないか。

でも現実には、日々人のような人を“リスクがある”と判断する声もあるかもしれない。
一度パニック障害を経験した人に、もう一度宇宙へ行ってもらう。
それは上層部からすれば、きっと簡単な決断ではない。

それでも六太は「最強の宇宙飛行士」だと言い切った。
兄としての誇りだけじゃなく、経験を乗り越えた人間の“本質的な強さ”を見ているからこそ、出てきた言葉なんやと思う。

どんな経験をしてきたか。
どんな恐怖を越えてきたか。
それを背負って、それでも前に進もうとしている人は、やっぱり強い。
日々人は、不運や恐怖に飲み込まれそうになりながらも、それを乗り越えてきた。

「過去に何があったか」じゃなく、
「そこからどう生きてるか」こそが、人の価値を決めるんやな

って、このセリフを通して改めて思った。

人との関係・支えること

「誰が一番強いか、答えを知ってるヤツいるか?」

この5人はまぁ…あれだ
み~んなジャンケンみたいなもんだ
グーみたいなヤツがいて
チョキみたいなヤツもいて
パーみたいなやつもいる
誰が一番強いか
答えを知ってるヤツいるか?
— 南波 六太

わたしの感じたこと

この言葉を聞いたとき、思い浮かんだのは「チーム」のことだった。
仕事でも、人間関係でも、いろんな人がいて、それぞれに得意・不得意がある。
でもだからこそ、ひとつのチームとして回っていくんだと思う。

「自分にはこれができない」「あの人はすごい」って、つい人と比べて落ち込んでしまうこともある。
でもそれって、グーがパーに勝てないからって、自分がダメって思うのと同じやんって思う。

得意なこと、苦手なこと。
強い場面もあれば、相手に勝てない場面もある。
でもその全部を含めて、「自分」という存在なんやと思う。

だから人と比べて劣等感を感じるより、
「自分にはどんな“手”があるか」を知ること。
そして、その“手”で誰かの役に立てたとき、
きっと、自分にしかない価値があることに気づけるはず。

「人という字は支え合っているのではない支える者がいて、その上に立つ者がいる」

人という字は
支え合っているのではない
支える者がいて
その上に立つ者がいる
あなた方はね 表舞台に立ち
宇宙へと飛び立つのです
あたくしたちは それを支える
発射台にすぎませんが
あなた方を宇宙へ
送り出すためならば
全力で支えていく覚悟です!
— 那子田 シゲオ

わたしの感じたこと

この言葉を聞いたとき、「縁の下の力持ち」という言葉が自然と浮かんできた。

どんな大きなプロジェクトでも、表舞台に立つ人の裏には、必ず支えてくれている人がいる。
仕事でも、日常でも、それは変わらない。
そして、その存在に“気づけるかどうか”が、人としてすごく大事なことなんやと思う。

わたし自身、仕事をしている中で思うのは、他部署や他の人に対するリスペクトの大切さ
それがあるかないかで、関係性も空気も、すごく変わる。

自分にはできないことをやってくれている人たちがいて、今の仕事が成り立っている。
ミスを責めるときの言葉ひとつにも、そのリスペクトがあるかどうかが出る。

別に「全員を敬え」っていうことじゃない。
でも、相手の立場に立って、今の自分がどう支えられてるのかをちゃんと認識すること
それが、リスペクトの出発点なんやと思う。

車関係の仕事に携わることがあるけど、とくにそれを強く感じる。
いま自分が乗っている車も、たくさんの人や会社の努力の積み重ねでできてる。
ネジひとつ、パーツひとつ――どれも「誰かが支えてくれた証」なんや。

宇宙へ飛び立つ宇宙飛行士も、
自分が進む道も、
支えてくれる人がいるからこそ、前に進める。

そんな当たり前のことを、改めて大切にしたいと思った。

「俺の敵はだいたい俺です」

俺の敵はだいたい俺です
— 南波 六太

わたしの感じたこと

この言葉を聞いて思ったのは――
**「他人と比べるんじゃなく、自分と向き合うことの大切さ」**だった。

他人と比べて落ち込んだり、焦ったりすることは、誰にでもあると思う。
でも本当に向き合うべき“敵”は、外じゃなくて、いつも自分の中にいる。

「他人の期待に応えなきゃ」と頑張ることもあるけど、
それは他人軸の生き方で、どこか苦しくなってしまうこともある。

でも、「自分がこうなりたいから」という理由で頑張れるなら、
それは自分軸
の生き方で、自分自身をちゃんと信じてあげることに繋がる。

どう生きたいか。
そのために今、何をすべきか。
正解がなくても、不安があっても、
“自分との対話”をやめないことが、いちばん大切なんじゃないかと思う。

「俺の敵はだいたい俺です」
この言葉は、他人じゃなく、自分と真剣に向き合っていこうとする人の背中を、そっと押してくれる気がする。

「命を預かる技術者の気持ちを知れと言うならあんたは命を懸ける側の気持ちを知ってくれ」

命を預かる技術者の気持ちを知れと言うなら
あんたは命を懸ける側の気持ちを知ってくれ
— 南波 六太

わたしの感じたこと

この言葉には、“命”を預かる重みと、“信頼”の覚悟が詰まっている。

仕事でも日常でも、「相手の立場に立つこと」は大切だってよく言われるけど、
このセリフは、それを遥かに超えたところにある「本気の想像力」を突きつけてくる。

「命を預かる側」には責任がある。
だからこそ、真剣に設計し、確認し、最善を尽くす。

でも――
その責任の重さを語るなら、命を懸けて宇宙に行く側の気持ちも、同じように想像してくれ。

六太のこの言葉には、片方だけが「大変だ」「命を背負ってる」と思っていてはいけないという、
**“相互理解”と“対等なリスペクト”**の想いが込められているように感じた。

このセリフを読んで、わたしが強く思ったのは、
どんな関係性であっても「支える側」と「支えられる側」は、決して一方通行じゃないってこと。

現場と設計、上司と部下、家族や友人――
それぞれの立場には、それぞれの覚悟がある。

だからこそ、相手を思いやることは、
「察する」だけじゃなくて、「想像し、理解しようとする努力」なんやと思う。

「自分のほうが大変」って気持ちになることもある。
でもそのときこそ、相手の気持ちに歩み寄れる自分でありたい。

おわりに

夢に迷ったとき、立ち止まったとき。
『宇宙兄弟』の言葉は、きっとあなたの心に、そっと寄り添ってくれる。

わたし自身も、この言葉たちに何度も支えられてきました。
この記事が、あなたの背中を少しでも押せていたなら――本当にうれしいです。

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名言とともに、あの感動をもう一度味わいたい方は、ぜひこの機会にご覧ください。

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『宇宙兄弟』の名言を一気に読みたい方へ

ここまで、わたしが特に心に残った名言を取り上げて、
そこから感じたことや、自分の経験と重ねた気づきを書いてきました。

でも中には、
「名言だけを一気に読みたい」
「感想はあとでいいから、とにかくセリフが見たい」
そんなふうに感じている方もいるかもしれません。

この下では、そんなあなたのために、
アニメ『宇宙兄弟』の名言を一気に紹介しています。

迷ったとき、立ち止まったとき、ふと読み返したくなるような。
そんな言葉に出会ってもらえたらうれしいです。

※引用元:アニメ『宇宙兄弟』(読売テレビ・日本テレビ系列)

「まずは音を出して。音楽は始まらないのよ」

今のあなたにとって一番金ピカなことはな〜に?
さぁ、トランペットを持って音を出して
うまくなくてもいいし、間違ってもいいのよ 六太
まずは、音を出して。音楽は始まらないのよ

— 金子シャロン

「“どっちが正しいか”じゃなく、“どっちが楽しいか”で決めなさい」

迷ったときはね
“どっちが正しいか”なんて
考えちゃダメよ
日が暮れちゃうわ
頭で考えなきゃいいのよ
答えはもっと下
あなたのことなら
あなたの胸が知ってるもんよ
“どっちが楽しいか”で決めなさい
— 金子シャロン

「”できるようになりたいこと”ならどうよ?」

“できるようになりたいこと”ならどうよ?
たとえばピアノ弾けるようになりたいとか
英会話をマスターしたいとか
そ~いうのでさ時間も忘れて
続けられるようなものが
1個でも見つかればいいよ
— 北村 絵名

「1位と最下位の差なんて大したことねえんだよゴールすることとしないことの差に比べれりゃ!」

最下位でも何でもいいから絶対ゴールまで歩いてやる
1位と最下位の差なんて大したことねえんだよ
ゴールすることとしないことの差に比べれりゃ!
— 南波 六太

「抑えきれない心臓の高鳴りを、信じてみてください」

私が夢だった天文学者になれたのは
きっと若き日のドキドキを信じたからです
もしあなたが何かの瞬間
抑えきれない心臓の高鳴りを聞いたなら
信じてみてください
— 金子シャロン

「どうせやるなら、その道の一流を目指そうぜ」

ワシはなムッタ
お前に一流の宇宙飛行士になってもらいたいと思ってるんだ
しかし、ワシには
一流の宇宙飛行士になる方法などわからんし 教え方も知らん
だが 一流のパイロットになる方法なら教えられる
やれるとこまでやって 何か見つけろよ ムッタ
どうせやるなら その道の一流を目指そうぜ
— デニール・ヤング

「大事なのは、結局、”今”だ」

アンディとここで話してさ
目が覚めたよ 俺
それで
先のこと考えるのやめたんだ
分かってたけど
大事なのは
結局、”今”だ
今、この訓練がどうやったら
最高のもんになるかだけを
考えることにした
やったことはきっと俺らの力に変わるはず
だから、ケンジ
ちょっとだけ無理なことに挑戦してこうぜ
— 南波 六太    

「これは信じていい。運も実力のうちだ」

君はチャンスを逃さなかった
えらいぞ六太
君もなかなかの勝負師だ
いいか六太
これは信じていい
運も実力のうちだ
— オジー・スミス

「人生はコントロールが利く」

まぁ 人生もそうだ
空模様と同じだ
晴れたり 曇ったり
雨も降りゃ 雷も落ちる
めんどくせぇもんだぜ
“空”と“人生”の一番の違いは何だか知ってるか?
“空”は誰のもんでもない
“人生”は自分のもんだ
人生はコントロールが利く
— デニール・ヤング

「今 自分の居場所がないと、強く感じていて小さな世界に閉じこもっている人がいたら、聞いてくださいそれこそが外に飛び出す原動力です」

昔の僕にとって 学校と塾と家の中だけが
世界の全てでした
とても小さくて狭いと感じていました
だからかもしれません
星空を飽きもせず眺めたり
地球の外へ飛び出したいと思ったり
もしこれを見ている人の中に
今 自分の居場所がないと
強く感じていて
小さな世界に閉じこもっている人がいたら
聞いてください
それこそが外に飛び出す原動力です
— 新田 零次

「It’s a piece of cake(楽勝だよ)」

It’s a piece of cake
— 南波 六太

「ワシらは死ぬまで生きるだけだコントロールできる限り、自由に飛び回るだけだ」

ワシらは死ぬまで生きるだけだ
コントロールできる限り
自由に飛び回るだけだ!   
— デニール・ヤング

「人を選ぶのは、結局“情”の部分でしょう」

情を挟むなってんなら
パソコンにでも決めさせりゃいい
人を選ぶのは結局“情”の部分でしょう
私は、南波君と仕事がしたいと
思いました
だから推すんです
— 星加 正

「死ぬ覚悟なんていらねぇぞ、必要なのは生きる覚悟だ」

死ぬ覚悟ってある?
大抵の宇宙飛行士は
”YES”と答えるけどな
口じゃ何とでも言える
薄っぺらい”YES”だ
死ぬ覚悟なんていらねぇぞ
必要なのは生きる覚悟だ 
— ブライアン・J

「世の中には”絶対”はないかもな でも 大丈夫 俺ん中にあるから」

世の中には”絶対”はないかもな
でも 大丈夫
俺ん中にあるから
— 南波 日々人

「人生は・・・短いんだ!」

僕はもう決めたんだ
迷ってる暇なんてない
人生は…短いんだ!
— ビンセント・ボールド

「自分で考えだすか経験するしかない」

自分だって宇宙のことは知ってるようで
何も知らないだろう
知りたいことのおおよそ半分は
ネットや本で調べれば
分かることだ
どこにも載っていない
もう半分を知るためには
自分で考えだすか経験するしかない
例えば、白いジグソーパズルを
完成させた時の気持ち
なんてどこにも載ってないだろ?
誰かに聞いたとしても
それで知ったことにはならない
それが、知りたくなったら
自分でやるしかないよ
宇宙へ行きたい理由も同じだ 
— 真壁ケンジ

「天国も地獄も、どっちも生きてる時に見るもんだ」

天国も地獄も
どっちも生きてる時に見るもんだ
— 南波 日々人

「失敗を乗り越えたものなら、それはいいものだ」

モノづくりには
失敗することにかける
金と労力が必要なんだよ
いい素材を使っているものが
いいものとは限らねぇんだ
だけど失敗を乗り越えたものなら
それはいいものだ
— 南波 六太

「本気でやった場合に限るよ、本気の失敗には価値がある」 

本気でやった場合に限るよ
本気の失敗には価値がある
— 南波 六太

「一番アクシデントが多かった――その分、成長したと思ってください」

君たちE班は一番アクシデントが多かった
その分成長したと思ってください
— ビンセント・ボールド

「俺の目で見た日々人は、最強の宇宙飛行士です」

NASAに意思があるとして
その目で見たら日々人は
不運な弱者に見えますかね?
俺の目で見た日々人は真逆です
月の事後では暗闇の谷底から仲間を救い出し
最善の判断で無事、生還しました
その後のパニック障害も
持ち前の根性で克服してみせたんです
日々人は他のどの宇宙飛行士よりも
本当の恐怖を知っていて
それを乗り越えた男です
今のあいつは俺から見れば
最強の宇宙飛行士です
— 南波 六太

「誰が一番強いか、答えを知ってるヤツいるか?」

この5人はまぁ…あれだ
み~んなジャンケンみたいなもんだ
グーみたいなヤツがいて
チョキみたいなヤツもいて
パーみたいなやつもいる
誰が一番強いか
答えを知ってるヤツいるか?
— 南波 六太

「人という字は支え合っているのではない支える者がいて、その上に立つ者がいる」

人という字は
支え合っているのではない
支える者がいて
その上に立つ者がいる
あなた方はね 表舞台に立ち
宇宙へと飛び立つのです
あたくしたちは それを支える
発射台にすぎませんが
あなた方を宇宙へ
送り出すためならば
全力で支えていく覚悟です!
— 那子田 シゲオ

「俺の敵はだいたい俺です」

俺の敵はだいたい俺です
— 南波 六太

「命を預かる技術者の気持ちを知れと言うならあんたは命を懸ける側の気持ちを知ってくれ」

命を預かる技術者の気持ちを知れと言うなら
あんたは命を懸ける側の気持ちを知ってくれ
— 南波 六太

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